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亜鉛めっき
代表的な防錆めっき法として広範囲な分野で活用されている。鉄の防食にきわめて効果的であることに加え、めっき浴及びクロメート処理の進歩によって外観性能も向上し、装飾的用途での評価も高まっている。
電気ニッケルめっき
電気ニッケルめっきは、水溶液中に通電することで起こる電子の還元力によって、めっきする素材に対して、金属ニッケル被膜を作成する表面処理方法である。ニッケルは優れた耐食性、硬度・柔軟性などの物理的性質・色調などの特性を持ち、様々な素材に対して密着性の良いめっき処理を行うことができます。ニッケル自体は鉄に近い金属であるが、鉄と比較して空気や湿気に対してはるかに安定した物質であり、装飾にも防食にも活用されている。
無電解ニッケルめっき
複雑な形の素材でも、膜厚にムラがなく均一にめっきできる方法である。さらに、機械的・電気的・物理的な特性が評価されており、多種多様な分野で活用されている。めっき浴は、目的に合わせて最良の物性を獲得できるように、様々な種類のものが実用化されている。
亜鉛鉄合金めっき
亜鉛の中に亜鉛よりも錆びにくい金属を混ぜることによって、めっきされた膜の腐食する速さを抑制し、錆を防ぐ期間を長くする。鉄亜鉛合金は、被膜の中に少量の鉄を含んだ合金であり亜鉛系の合金めっきの中で最もランニングコストが低く、外観性能の良い黒色クロメートを得られる。
亜鉛ニッケル合金めっき
高ニッケル(12~16%程度)の場合に、耐食性が最も優れているため、世界的に利用されることが増えているめっき方法である。特徴として、優れた耐熱性・溶接性・塗装密着性・カバーリング性・均一電着性が挙げられる。